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日本東北大学冨永悌二総長の訪台を歓迎し、半導体と医療分野での今後の協力に期待

掲載日

2024/11/27

2024年11月23日、日本東北大学の冨永悌二総長が高層代表団を率いて台湾を訪問し、東北大学台湾校友会のメンバーと交流を行いました。同代表団には、杉本亜砂子理事・副学長、張替秀郎副学長(東北大学病院長)、山口昌弘副学長、遠山毅理事を含む12名が参加しました。東北大学台湾校友会会長である本所の陳彥勳弁護士は、華城電機の許邦福会長や輔仁大学の謝牧謙教授をはじめとする10名の台湾校友と共に訪問団と交流しました。

交流の中で、冨永総長は東北大学に関する朗報を共有されました。同大学は2023年11月8日、日本文部科学省(日本の教育省に相当)より「国際卓越研究大学」に認定されました。この計画は10兆円規模の大学基金によって支援されており、東北大学は今後25年間にわたり安定的な資金援助を受けることになります。初年度には160億円が支給される予定です。また、この計画の最終選考段階において、東北大学は東京大学や京都大学を退け、研究力と国際競争力を実証しました。

東北大学は半導体および医療研究分野で卓越した成果を上げており、広く注目を集めています。半導体分野では、3GeV高輝度放射光施設、8500平方メートルのクリーンルーム、150名の世界的な半導体研究者を擁するなど、豊富な資源を持っています。医療分野では、15万人分の遺伝子データベースや80万人分の臨床データを構築しており、未来の医療技術や予防医学の基盤を確立しています。

さらに、東北大学は新興企業の支援にも積極的に取り組んでいます。現在までに約200社のスタートアップを育成し、そのうち6社(例:iSpace)が成功裏に上場を果たしています。また、シードラウンドで95社に投資し、100億円規模のファンドを2本設立するなど、革新的な産業を推進する強いコミットメントを示しています。

本所の陳弁護士は、最後に「今回の交流を通じて、台湾と日本の間で半導体および医療分野におけるさらなる協力と発展を期待します」と述べました。

 

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